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  1. 赤ちゃんがウチにやってきた!何が変わる?どう変わる?【仕事に復帰編】
 

赤ちゃんがウチにやってきた!何が変わる?どう変わる?【仕事に復帰編】

2015/03/25

まず。

仕事復帰はパートナーもしくは近くにお住まいのご家族どなたかの全面的な協力、または社会インフラのフル活用が必須条件になります。

 

そのためには、復帰までの間にパートナーとの間で話し合っておかないといけないことがあります。

それは、



@育児(保育施設への送迎、お風呂、寝かせつけetc)と家事の分担

A自分達が動けないときは、誰に頼むのか、連絡はどちらがするのか

B小学校入学くらいまでの見通し

 

 なにより、この状態が年単位で続くことを理解してもらわなければなりません


「愛があれば察してくれる」は・・・ 

え?彼優しいから言わなくても大丈夫だと?

 

誰々とは言いませんが、「え〜!お子さんまだ小さいやん!」というタイミングで離婚するゲーノー人の多いこと多いこと。

「愛があれば察してくれる」は、女性から男性への “やってはいけない” 誤解の最たるものです。

 

まあ、彼が

●切り替えが早く、目の前のことから逃げない忍耐強い人

●お父さんがお母さんと家事分担するのを見て育った人

どちらかに該当するなら心配は少ないかもしれませんね。

 

でも、もし違う場合、あなたが育休中だった時と考え方や生活のペースを変えてくれない危険性は少なくありません。そしたらどうなるか。

 

仕事中はお世話をしてくれる人にお任せできるにしても、帰宅してからは全て自分の肩にかかってきます。

まず、出社前に赤ちゃんを送り届け、退社後すぐにお迎え、帰ってから家事をしつつ、おむつやお風呂や着替えなど赤ちゃんの世話をして泣いたらあやし、夜間の授乳につきあう…

最悪の場合、これを働きながらたった一人でこなすことになりかねません。

 

何カ月もこんなことできますか?

可能だとしても、したいですか?



育休中にしておくことは・・・

大切なことの最優先事項は、育休中にご主人を家事・育児にしっかり関われるようにしておくこと。

母乳をあげること以外の育児と全ての家事は、男女どちらであっても不可能な理由はありません。

 

他には、協力者を一人でも多く得ておくこと、使える社会インフラによ〜く通じておくことです。また、よほど親しい親族でもない限り、経済的負担に対してある程度の覚悟は必要です。

また、しばしば聞くのが、復帰はしたが何らかの理由でお子さんを保育所に迎えに行かなくてはならず、仕事の途中でも帰らざるを得なくなる、というもの。

こういった事態は絶対起こる、として想定し、どういった対処をするのかをあらかじめご夫婦でよくシミュレーションしておいて下さい。

「なんか働いているのに却って育児に出ていくお金が大きくて割に合わないや〜」と思うような時もありますが、働き続けると決めたのなら、この時期の出費は自分の肉体的精神的健康とキャリアを守るためだとの割り切りも必要です。



「働かせてやってる」「手伝ってやってる」と、おたがいに思わせない・思わないこと 

ご夫婦でを太字にした理由?

しつこいのを承知で書きますが、育児は夫婦どちらかだけでするものではないからです。

どこの、どんな保育施設を利用するのか、料金や利用方法など、細かい情報も申し送りを。

また、自分達以外の家族に動いてもらう際は、二人でその方にお願いをし、二人で謝意を表して下さいね。

育児の主体はあくまでも夫婦ですよ〜。

 

 

「お互いができることにベストを尽くさないと家庭運営ができない、今はそういう時期」

その思いがちゃんと共有できていれば、多少の波風はあっても大丈夫なんじゃないかと。