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  1. 赤ちゃんがウチにやってきた!何が変わる?どう変わる?【里帰りから帰宅した直後編】
 

赤ちゃんがウチにやってきた!何が変わる?どう変わる?【里帰りから帰宅した直後編】

2015/02/24

赤ちゃんいたら大変ですか?とよく聞かれますが、

それは人それぞれです。

 

思ったほど大変じゃなかったよ〜」という人もいて、

こればかりは蓋を開けてみないことには分かりません。

 

また、

成長していく赤ちゃんの可愛らしさや、自身の母力バージョンアップを日々実感できるのは、何物にも代えがたい宝物のような経験です。

 

ただし,

まず間違いなく言えることは、しばらくは自分のペースで生活できなくなるということ。

ネガティブなことを言うのはいかがなものかという人もいますが、本当のことを隠しても仕方がない。


時間がない

産後1~4カ月のママに「どういったことが大変?」とうかがうと、(家事の)時間がない、(睡眠)時間がない、(自由な)時間がないといったように、大体この意見に集約されます。

 

自宅に戻ってきたら、パートナーが仕事に行っている間は自力で赤ちゃんに対応していくことになります。

赤ちゃんの要求に応じて授乳・おむつの交換・泣いた時に抱っこしてあやすの繰り返し、という生活パターン。

 

生まれたての赤ちゃんは母乳の場合1日14〜15回を超えますし、生後1〜2カ月でも1日だいたい7〜8回。10回を超えることも珍しくありませんし、夜間の授乳も2〜3回はあってもおかしくありません。

一回の授乳にかかる時間は10~30分。(個人差があります)

おむつは紙なら授乳やお風呂の時に確認して汚れているようなら取り替えますし、布ならもっと回数が増えます。

 

月齢が進めば授乳回数は減りますが、いつから一回も起きずに朝まで眠ってくれるようになるかは赤ちゃんによって大きく違います。また、それほどおなかが減っているわけでもないのに抱っこでおっぱい飲みながらでないと眠らない、おっぱい大好きっ子ちゃんも結構います。

なんとなくイメージしていただけましたでしょうか。

 

それでも正直、他のことはしなくて良い、赤ちゃんのお世話だけに専念できるのなら、ママの体調さえ良ければそれほど高いハードルではないと思います。 お世話の腕自体は慣れてどんどん上がるので、手早く効率的にできるようになりますし。

 

ただ、ここに「家事」「自分の身の周りを整える」が加わると、赤ちゃんの「泣き」の合間を縫って育児以外のことをするわけで、どうしてもまとまった時間の確保は至難のわざになります。

赤ちゃんに大人の事情を顧みてもらうのは無理ですからね。


要らないものに気付ける

とはいえ、わるい事ばかりかと言えばそうではないかも。

無理ができなくなるので「考えてみたらそれほど必要じゃなかったもの」とは遠慮なくオサラバできます。

習い事・つきあい・こだわりetc…

やめるきっかけがなかっただけで続けていたものは思い切って整理してしまいましょう。

そうすれば、逆にどうしても必要でやりたい事だけが残り、実は要らなかったことに使っていた時間と労力とお金が浮きます。


一人で何とかできると思わせない&思わない

使い古されたフレーズですが、これに尽きるかと。

 

まず、パートナー。

さすがに「家事と育児は女だけがする仕事」と心の底から信じて疑わない結婚適齢期の男性は絶滅危惧種 (別に危惧なんかしませんが) だと思いますが、それはお互いが仕事をしている前提であることが多いようです。

産休前は家事をしていたのに、妻が家にいるようになってからは一切しなくなったなんて話はザラ。

しなくなっただけならまだしも「夕ご飯が全部出来ていないと思いっきり不機嫌になるんだよ〜」なんて話まで。

 

こういうのって、結婚前に気付けばお互いの幸せのためにもサヨウナラ一択ですが、結婚後だとなかなかそうもいかないですね。

なので、赤ちゃんがいる家庭で、妻がたった一人で家事のクオリティを保ちながら育児をして、なおかつ何カ月も疲れずにいることは、ほぼ無理なのだと分かってもらうより他ありません。

体は一つで時間は一日24時間。なんでもかんでも際限なくできるわけではありませんし、根性にも限界がある。

そういうことを分かった上で、それでも諸般の事情で夫が妻のサポートをできないのなら、有料のサービス(行政が関わっているところから完全に民間のものまでいろいろあります)を使う事を理解してもらいましょう。

 

と、相手だけではなく、自分も「一人でできなきゃダメ」という考えを捨てましょうね。

近くに優しくて頼りになる、元気な親戚の方が複数おられる方は、そういった意味では超ラッキーですが、折に触れて色んな形で感謝を表現して下さいませ。

 

頼れる人には潔く頼る。それも大事な育児スキルの一つです^^